株式会社淡路島の恵み様 ~淡路島と全国をつなぐ地域密着型の企業~

株式会社淡路島の恵み様 ~淡路島と全国をつなぐ地域密着型の企業~

株式会社淡路島の恵み様は、名前の通り淡路島を拠点に日々活動しているレストラン経営のほかに淡路島でとれた資源をインターネットで販売するなど、淡路島の魅力を伝える企業です。もともとこのような体制になるまで、さまざまな問題があったそうです。本記事ではそういったことを紹介するとともに、淡路島ならではの考え方も紹介していきたいと思います!

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淡路島から全国へ 島企業の挑戦と夢

淡路島にある「淡路島の恵み」という会社の社長、吉良さんは、30年以上飲食業をしながらも、地元の良さを活かしたモノづくりに挑戦して、全国に広がる会社を作りました。この成功の背景には、「地元でできることを大切にする」という考えと、地方に期待する気持ちがありました。例えば、淡路島でとれる玉ねぎや牛乳をハンバーグやチーズなどに加工して、インターネットで販売することで、コロナ禍でも地域の産業を守る力になったのです。

地方ならではの発想

「田舎だからこそできることがある」と語る吉良さんは、大阪で生まれ育ったからこそ分かる都会と地方の違いを活かして、新しいアイデアを形にしてきました。淡路島の特産品をそのまま都会に届けるだけじゃなく、それを使って新しい商品を作り、地域全体を元気にするという考え方です。この柔軟な発想のおかげで、観光業からモノづくり、さらに飲食店からネット販売へと、次々に新しいことに挑戦することができたのです。

中小企業の魅力と大変さ

吉良さんは、「中小企業の良いところは、社員との距離が近くて、若い人でもすぐに重要な仕事を任せてもらえること」と話します。一方で、自由がある分、責任も大きくなるという厳しさもあります。たとえば、会社の工場では29歳の社員が責任者を務めていて、若い人がやりがいを感じながら成長できる環境が整っています。

         ※実際に淡路島の店舗で販売しているピザ

学生時代に芽生えた地方への思い

吉良さんが地方での活動を始めたきっかけは、学生時代に地方の大学で過ごした経験にあります。九州の大学でのキャンプや島を巡る旅行を通じて、地方の自然の豊かさや魅力に触れたことが、今の活動につながっているそうです。「田舎には都会にない良さがある」という思いが、今の会社の理念のもとになっています。

失敗を恐れずに挑戦する姿勢

「何でもやってみるのが大事」と話す吉良さんは、失敗してもそれを糧にして次に進むことが成功への近道だと言います。この考え方は、若い人たちへのアドバイスにも反映されています。「20代は、何よりたくさん挑戦する時期だ」として、失敗を恐れず、全力で挑戦してほしいと語っています。

今を生きる若者へメッセージ

淡路島の恵みという企業は、地域を元気にするためにとても大切な存在です。その中にいる吉良さんは、社員や取引先、地域の人たちとのつながりを大切にしながら、次の世代に希望を託しています。「やりたいことがまだなくても、一つのことに集中してやってみると新しい道が開ける」というメッセージは、若者にとって大きな励ましになるでしょう。

最後に

吉良さんの歩んできた道は、地域の良さを活かしながら、たくさんの挑戦を重ねてきた人生でした。人との出会いを大切にし、柔軟な発想を持つことで、地方から全国へと可能性を広げていく。そんな吉良さんの姿は、中小企業が持つ未来の可能性を広げてくれました。

貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

今回インタビューさせていただいた株式会社淡路島の恵み様の詳細はこちら!

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会社概要

会社名:株式会社淡路島の恵み
所在地:兵庫県洲本市本町1-1-38
代表者:吉良 光則
設立:2020年
事業内容:淡路島食材の製造・販売・飲食業 / 食肉加工・販売
URL:https://awajishima-megumi.com/

※本インタビューは大学生がインタビュアーになり編集、投稿まで実施しております。

インタビュアー:田山 千紘

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