株式会社鳥善様 ~新事業を打ち出す革新的な会社~
2024/10/01
今回は、株式会社鳥善様の伊達社長にインタビューを行いました。飲食や結婚、パティスリーなど様々な事業をしている会社なのですが、この伊達社長が社長になってから、新しく事業を30個も打ち出したそうです。なぜそのようなことをしたのか、新事業をするマインドはどこからきているのかなど様々なことをインタビューしてきました。
インタビュー動画
社長のプロフィールとキャリア形成
伊達社長は理系出身で、高校時代から数学が得意だったそうです。大学では経済学を学び、卒業後に大手コンサル会社のPwCへ入社。ここで自動車メーカーのシステム導入や飲料メーカーの営業組織再編といったプロジェクトに携わり、組織変革やビジネスの基礎を学びました。次第に家業の鳥善への関心が高まり、より実践的な経験を積むため、急成長中のブライダル企業に転職。組織運営やマネジメントのスキルを磨き、現在の社長として社員をリードするポジションに就きました。
会社の現状と経営ビジョン
鳥善は「食」を通じて地域に貢献している会社です。レストランや結婚式場の運営に加えて、ベジタリアン向けのミールや駅弁事業も展開し、地域の食文化の発展を支えています。鳥善のビジョンは、地域の要望に応えつつ、新しい「食」の価値を生み出して、社会課題の解決に貢献すること。地域密着型で、様々な食の事業を通じて、地域に役立ちたいと考えています。
地域貢献活動と株式会社Hack
伊達社長は地域貢献に強い想いを持っていて、その一環として「株式会社Hack」を立ち上げています。この会社では、地元の空きスペースや公園の管理を通じて、地域をもっと魅力的にするためのプロジェクトを様々なことを実施しています。駅前や公園を、地元の企業やフリーランスの人たちと協力して新しい交流の場にしたり、商業スペースに変えたりしています。Hackの活動を通じて、地域の可能性を広げ、「ここに住んでいてよかった」と思えるような街づくりを進めています。
業界の変化と未来展望
コロナ禍でホスピタリティ業界は大きなダメージを受け、鳥善もその影響を受けましたが、この危機を新しい挑戦のチャンスに変えたそうです。30以上のプロジェクトを立ち上げ試行錯誤しつつ、ビジネスモデルの見直しやコスト削減に加えて、新規事業の立ち上げも進めています。今後株式会社Hackの取り組みのように、地域密着型の新しい事業を積極的に展開し、食と地域貢献を主軸として、事業を広げていくようです。
若者へのメッセージ
伊達社長からは「自分に投資して、どんどんチャレンジしてほしい」というメッセージがありました。大企業に入ることが将来の保証になるわけではなく、若いうちに様々な経験を積み、自分のスキルを高めることが大切だと語っています。安心できる場所から一歩踏み出し、新しいことに挑戦することが、将来の成長につながるというアドバイスをいただきました。
最後に
今回のインタビューを終えて、伊達社長の地域愛というものを非常に感じました。「食」というものを通じて、地域内の企業をつなげ、地域同士の結束力を上げようとする社長の手腕には脱帽しました。コロナ禍というものを乗り越え、新しいことに挑戦するチャレンジ精神が身についた伊達社長率いる株式会社鳥善はこれからの展開に期待が膨らみます。
貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!
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※本インタビューは大学生がインタビュアーになり編集、投稿まで実施しております。
著 山岸隆秀
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