株式会社食の道場・秋本社長インタビュー|「自分を売るのではなく、相手を助ける」経営者の考え方
みなさんこんにちは!
今回のインタビューでは、ラーメンスクール事業や開業支援、飲食店向けの商品開発などを営む株式会社食の道場の秋本社長にお話を伺いました。
前半では、ラーメン作りを教えるだけでなく、開業後の経営まで見据えて支援する事業の特徴について掘り下げています。
後半では、秋本社長ご自身のキャリアや組織づくりへの考え方、そしてラーメンを通じて社会に価値を広げていこうとする今後のビジョンについて伺いました。
技術だけでなく、経営や人との向き合い方まで一芯のある考えを持つ秋本社長の言葉は、これから社会に出る若い世代にとっても多くの学びがあります。ぜひ動画でもチェックしてみてください。
目次
秋本社長のプロフィール
秋本 翔太(あきもと しょうた)
父が立ち上げた会社に関わる中で、設備や内装を整えるだけではなく、ラーメン作りの習得から店づくり、開業後の成功までを一貫して支援できることに、大きな可能性を感じたといいます。
その後、ラーメンスクール事業を展開する食の道場に本格的に関わるようになり、ラーメンの技術指導だけでなく、開業支援や経営支援までを一気通貫で行う体制づくりを進めてきました。営業として数字をつくる立場から、組織全体の未来を考える立場へと視点を広げ、仲間が集まり、育ち、力を発揮できる会社をつくることに向き合ってきた経営者です。
インタビューで見えた秋本社長の経営哲学
起業・経営者を志したきっかけ
秋本社長は、社会人になった当初から、いずれ父の会社を背負う立場になることを意識していたと語ります。大学卒業後に厨房機器や内装工事の会社へ入ったのも、飲食業界の現場を知り、必要な経験を積むためでした。別の道に進む選択肢もあったそうですが、「どうせやるなら最初からそこに身を投じる」という思いで、この世界に飛び込みました。
その後、食の道場に関わる中で、自分の力がより多くの人の役に立つ形が見えてきたといいます。厨房や内装だけではなく、ラーメンを作れるようになり、店を開き、きちんと経営として成り立たせるところまで支援できる。この一連の流れを自社で完結できることに、大きな可能性を感じたそうです。
秋本社長は、会社を引き継ぐ立場を意識しながら歩む中で、自分の力を会社や周囲のためにどう生かすかを考えてきました。その積み重ねが、現在の事業の形につながっているように感じました。
経営者としての挑戦と組織改革
秋本社長が経営を考えるうえで強く意識したのは、個人の成果だけでは会社は成り立たないということでした。営業として結果を出すだけでなく、数年後に自分が会社を担う立場になることを見据えたとき、必要なのは仲間が集まり、ともに前に進める組織だと考えるようになったそうです。
そこで秋本社長が大切にしてきたのが、同じ方向を向ける仲間と働くことです。無理やり動かされている状態では、人は本来の力を発揮できません。だからこそ、目指す方向を共有し、納得したうえで力を出せる環境づくりを重視しているといいます。
また、仕事は分業で成り立つものだという考えも印象的でした。得意なことは得意な人が担い、苦手なことは無理に抱え込まない。それぞれの強みを生かせるように役割を整えることも、上に立つ人の重要な役割だと捉えています。失敗があったときにも感情的に責めるのではなく、次に同じことを繰り返さないためにどうするかを整理して伝える。そうした姿勢が、働きやすく、前向きに力を発揮できる組織づくりにつながっているように感じました。
現在の事業と未来への展望
現在、食の道場が力を入れているのは、ラーメンスクール事業に加えて、飲食店向けのタレの外販や商品開発です。秋本社長は、ラーメン作りには感覚だけでなく、再現可能な「やり方」や「方程式」があると考えています。その考えをもとに、未経験者でも学べるカリキュラムを整え、ラーメンを作れるだけでなく、開業後に収益を出せるところまで支援しています。
さらに近年は、ラーメン店以外の飲食店にもラーメンを提供できる仕組みづくりに取り組んでいます。たとえば、居酒屋ややきとり店が昼営業の新たな柱としてラーメンを導入できるようにするなど、既存店の課題解決にもつなげています。やり方やレシピは無料で伝え、まずは試食してもらったうえで導入を判断してもらう。そんな押し売りをしない姿勢に、秋本社長の考え方がよく表れていました。
将来的には、日本国内にとどまらず、海外にもラーメンを広げていきたいと秋本社長は語ります。雇用の少ない国や、若者が厳しい環境に置かれている地域にラーメンを広げることで、仕事や希望を生み出すきっかけにしたい。そのビジョンには、食を通じて社会に貢献したいという大きな志が込められていました。
若者へのメッセージ
秋本社長が若者に向けて伝えていたのは、まず「やりたいこと」だけで進むのではなく、自分が何を得意としているのかをしっかり考えてほしいということでした。社会に出る前は、やりたいことがはっきり決まっていない人も少なくありません。しかし、最初から完璧な答えを持っている必要はなく、自分の強みや向いていることを見つけながら進んでいけばよいと語ります。
また、ただ何となく続けるのではなく、1〜2週間ごとに自分の動きを振り返り、こまめに見直していくことも大切だと話していました。小さく区切って改善を重ねることで、人は確実に前に進めるという考え方です。
そして何より印象的だったのは、「自分から与えないと、相手は返してくれない」という言葉でした。営業でも仕事でも、自分のすごさや商品のすごさを語るのではなく、相手が困っていることを理解し、それを助ける存在になることが信頼につながる。秋本社長の「自分を売るのではなく、相手を助けるマンになる」という言葉には、これから社会に出る若い世代にとって大切な本質が詰まっているように感じました。
まとめ
秋本社長の経営哲学は、相手の成功まで見据えて価値を届けることに根ざしていました。ラーメンを教えること、店舗を支援すること、飲食店の悩みを解決すること。そのすべてに共通していたのは、「相手にとって本当に必要なものは何か」を考え続ける姿勢です。
また、組織づくりにおいても、一人の力に頼るのではなく、同じ方向を向ける仲間と力を合わせることの大切さが語られていました。これから社会に出る若者にとっても、自分の強みを見つけ、相手の役に立つ視点を持つことの重要性を学べるインタビューでした。ぜひ動画でも、秋本社長の言葉を直接チェックしてみてください。
インタビュー動画
前半動画
後半動画
最後に
今回のインタビューを通して強く感じたのは、秋本社長が単にラーメンや経営を教える人ではなく、相手の可能性を広げるために動く経営者だということです。
特に印象に残ったのは、「自分を売るのではなく、相手を助けるマンになる」という言葉でした。自分本位ではなく、相手の困りごとに向き合う姿勢こそが、仕事でも人生でも信頼を生むのだと思います。
この記事を読んだ方には、ぜひこの言葉を覚えて帰ってほしいです。貴重なお話をいただき、ありがとうございました。
株式会社食の道場の詳細についてはこちら!
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会社概要
会社名:株式会社食の道場
所在地:千葉県八千代市米本2168-16
代表者:秋本 翔太
設立年:2012年
事業内容:ラーメン学校/飲食店経営コンサルティング/内装業
URL:https://syoku-doujyou.com/
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