「社長は一人ではできない」敷鉄板リース業を支える藤田鋼板リース・柴崎社長の経営哲学
みなさんこんにちは!
今回のインタビューでは、敷鉄板リース業界で事業を展開する藤田鋼板リース株式会社の柴崎明敏社長にお話を伺いました。
敷鉄板は、建設現場やイベント会場などで地面を保護し、重機や車両が安全に通行するために使われる、建設現場やイベント会場などで、安全な通行や地面の保護を支える存在です。
前半では、敷鉄板リース事業の役割や会社設立の背景、採用・人材定着への考え方を紹介します。後半では、社長就任後に感じた責任、経営判断で大切にしている姿勢、若者へのメッセージをお届けします。
柴崎社長のリアルな経営哲学を、ぜひ動画でチェックしてみてください!
目次
柴崎社長のプロフィール
柴崎明敏(しばさき あきとし)
柴崎社長は、大学卒業後、株式会社小林洋行に入社しました。当時は就職氷河期の最後の時期で、門戸を開いてくれた会社が小林洋行だったと語ります。同社では、金融の先物取引に関する営業活動に携わりました。
その後、永代リースシステム株式会社に入社し、現在の敷鉄板営業の基礎となる、重量物の仮設工事営業を約6年間経験します。この期間に、現在の仕事につながる経験や人脈の土台を築きました。
その後、当時の社長と母である会長に直談判し、藤田鋼板リース株式会社へ入社。代表取締役副社長を10年務めた後、2023年11月に代表取締役社長へ就任しました。
インタビューで見えた柴崎社長の経営哲学
起業・経営者を志したきっかけ
藤田鋼板リース株式会社を創業したのは、柴崎社長のお父様です。
柴崎社長が10代の学生時代にお父様は亡くなられており、会社について直接話す機会はなかったといいます。しかし、お母様や当時を知る方から聞いた話によると、お父様は学生を卒業した後、建設会社に就職し、現場で敷鉄板を目にしていたそうです。
そこで「敷鉄板を賃貸で貸し出せば、事業として成り立つのではないか」とひらめき、敷鉄板の賃貸業に参入しました。
柴崎社長自身は、前職の永代リースシステム株式会社で営業の基礎を学ぶ中で、自分の会社に戻り、その知識を活かして営業活動をしたいと考えるようになります。そして、当時の社長と母である会長に「戻って敷鉄板の営業活動をしていいか」と直談判し、藤田鋼板リース株式会社へ戻ることになりました。
創業者である父の思いを引き継ぎながら、前職で培った営業経験を自社の事業に活かしていく。そうした姿勢が、現在の柴崎社長の経営にもつながっています。
経営課題と挑戦
柴崎社長が採用で大切にしているのは、人を集めることよりも「定着してもらうこと」です。
求人で月給を高くすれば人は集まるものの、それだけでは長く働き続けてもらうには弱いと考えています。条件だけで入社した場合、より良い条件の会社へ移ってしまう可能性があるからです。
そのため、藤田鋼板リース株式会社では、採用時に1回の面接だけで判断せず、求職者に2回、3回と現場へ来てもらいます。実際の仕事を見ながら、「入社後に自分が何をするのか」を理解してもらうためです。
入社後に「思っていたのと違う」と感じることは、求職者にとっても会社にとっても時間の無駄になります。だからこそ、正社員になる前に会社の実態をさらけ出し、納得してもらったうえで入社してもらうことを心がけています。
また、社内では一人ひとりとの対話も重視しています。大きな会議では言えないこともあるため、個別に声を聞く姿勢を大切にしているそうです。
現在の事業と未来への展望
藤田鋼板リース株式会社が扱う敷鉄板は、建設現場などで地面に敷かれる大きな鉄の板です。1枚あたり厚さ約2センチ、横幅1.5メートル、奥行き6メートルほどの鉄板を、現場に何枚も敷いて使用します。
主な用途は、ぬかるんだ地盤や下の土地を傷つけないように保護し、その上を重たい重機やトラックが安全に通行できるようにすることです。また、イベントやコンサート会場、仮設駐車場などでも、芝生やグラウンドを守るために使われています。
柴崎社長は、敷鉄板リースを「かなりニッチな商売」と表現しながらも、「なくてはならない」ものだと語ります。
以前は、将来的に敷鉄板の需要がなくなるのではないかと考えていた時期もあったそうです。しかし、技術革新が大きく進まず、今後も敷鉄板の需要は続いていくと見ています。
その中で柴崎社長が目指しているのは、全社員が幸せに暮らせる会社です。ヒト・モノ・カネがきちんと回る経営を意識しながら、職場の待遇改善や働きやすさを追求していきたいと語ります。
若者へのメッセージ
柴崎社長は、学生が最初のキャリアを選ぶうえで、「やりたいことにすぐ取りかかった方が一番近道なのではないか」と語ります。失敗したとしても、「何が悪かったのか」を考え、また自分のやりたいことに向かって進めばよいという考えです。
一方で、やりたいことがまだ見つかっていない学生には、仕事やアルバイトなど、いろいろな経験をすることが大事だと話します。その中で「何が自分に合うのか」「何をしている時が楽しいのか」が少しずつ見えてくるからです。
また、何事にも真摯に向き合い、60%や70%ではなく100%出し切って取り組む姿勢も大切だと語ります。将来社長になる人や事業を継ぐ立場になる学生に向けては、「社長は一人ではできない」と伝え、裸の王様にならないように支えてくれる人との関係を築くことの重要性を話していました。
まとめ
柴崎社長の経営哲学は、「人と真摯に向き合うこと」に根ざしていました。
採用では会社の実態をさらけ出し、納得して入社してもらう。経営判断では、まずやってみて、ダメならすぐに訂正する。社員との関係では、一人ひとりの声を聞く。
その姿勢からは、会社は一人で動かすものではなく、人との関わりの中で前に進めていくものだという考えが伝わってきます。
ぜひ、柴崎社長のリアルな言葉を動画でチェックしてみてください!
インタビュー動画
前半動画
後半動画
最後に
インタビューを通じて印象的だったのは、「まずやる、そしてダメなら訂正する」という考え方です。
完璧な答えを待つのではなく、まず動き、必要があれば修正する。その柔軟な姿勢は、経営だけでなく、これから進路を選ぶ若者にとっても大切なヒントになると感じました。
また、「社長は一人ではできない」という言葉からは、人との関係を大切にする柴崎社長の人柄が伝わってきました。
貴重なお話をいただき、ありがとうございました!
藤田鋼板リース株式会社の詳細についてはこちら!
↓ ↓ ↓
会社概要
会社名:藤田鋼板リース株式会社
所在地:東京都中央区新川1丁目11番11号
代表者:柴崎 明敏
設立:1974年10月30日
事業内容:鋼板の賃貸、売買、修理加工、運送
URL:https://www.fujitakouhan.co.jp/
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